昨日 論文に関してのミーティングがあったんだけど
そこででた AUSの労働者の安全と健康を守る(OHS)例。
教授が言うには 一昨日?かもう少し前に 鉱石場で 何らかの理由で
ヘルメットをかぶっていない労働者が 落石に当たり死亡した。
その後 その採石場は すぐに閉鎖となり 原因追求&改善できるまで
worksafe(日本で言う労災かなぁ)側が 閉鎖させているという。
じゃぁ この事故が日本で起きたら???
と いう議論になった。
きっと 労働者の怪我や死亡で閉鎖ということは行かないだろう。
実例2
去年 グレネルグでさめに襲われて死亡した男子 研究生は
海上環境を調査していた学生だそう・・・船の上には 大学側が用意した
さめから身を守るためのガードが乗っていた・・・のに 学生は使わず・・・。
学生が死亡してからの1年 大学や関係者にさまざまなインタビューが行われ
昨日 その船を研究者に貸していた大学側に罰金が下りることが決まったと・・・
これら話をしていて 疑問に思ったのが
これって 本人のチョイス(判断)で ヘルメットをかぶらなかったり
予防服を着なかったのでは? 彼らの自己責任は 問われないのか?と 聞いた。
・・・答えは・・・
それでも 管理者側責任がある。
彼らが着ないと選択するような管理指導しかしてなかったことが問題なのだ。
法律で 経営者は 労働者の健康と安全を守らなければならないと書いてある。
だから 労働者の知識や技術の不足は
彼らの知識を判断しきれなかった 経営者側のマネージメント責任だ。という。
しらべれば 調べるほど オーストラリアのOHSは強い。
このOHSの強さは アメリカではなく カナダから来ているそう・・・。
実は いろんな資料を見ているとアメリカ この分野 遅れていると感じるなぁ。
日本?? みんなの周りは どうですか??
4 件のコメント:
ウチの会社は港湾関係です。コンテナをコンテナ船に揚積するポートです。
昨日、ある事故に対する安全会議がありました。人身事故ではなくコンテナを積むトレーラーにコンテナ以外の物を乗せて落下させたと言う事故でした。
我が社の安全課、ヤードの責任者、ヤードコントローラー、船積プランナー、トレーラーの運転手、フォークリフトの運転手が出席しました。
会議は責任や弁済を求めるものではなく、事故が起こった原因の追究と二度と同じ事故を起こさない対策をすることです。
日本の場合、第二次大戦以前から鉄鋼・造船など危険を伴う第二次産業で発展してきたので、厚生労働省や労働組合が、安全対策に深く関与し、各職場には「安全衛生管理者」を配することを義務付けたり、ISO(アイソ、アイエスオー、イソ)工業分野の国際的な標準規格を策定するための民間の非営利団体(本部スイス)の資格取得を奨励しています。
ボクはずっと総務畑で仕事をしてきましたが、現場の安全への取り組みが、ことのほか真剣であることに目を瞠りました。
現状をご参考までにお知らせいたします。
こんにちは けいちゃん♪
お久しぶりです。お元気ですか?!
港湾関係って ほんと日本の産業労働サポートの中でも進んでますよね。労災申請の影響からでしょうかね?
病院は 腰痛がたくさん出ているというにもかかわらず 労災申請なしの分野ですから
労働者に対する労働安全衛生管理は 結構遠いものがあります。
労働組合の強さにもこの労働安全は関係してくるといっていました。病院は特に患者さんのことばかりに目が行くので なかなか労働者まで回ってないように思います。
港湾関係の変化には いつも興味を持っています。それに伴って 病院もかわっていってくれるといいなぁと思いますが・・・。
国によっていろいろな考え方があるね。ここに長くいるとそれを理解できるようになるのかしら?
さゆりさん♪
ほんと国によって いろんな考え方や方法があるよね。AUSのいいところは 法律でわかりやすく どこの責任かをあらわしていると思う。日本のように 努力とか曖昧な言葉がない分 理解しやすいから 私は本当に守らなきゃいけない人を守っていると感じる。でも 反対に医療システムが 整ってないからOHSで考えたときはいいけど medical systemで見たときは・・・のような気がするなぁ。
コメントを投稿