2010/08/20

報告:社団法人になりました。

ノーリフトの活動をしだして5年ぐらいたつのかなぁ。
まだまだ課題は山積みですが
組織として行政などと連携するときに問題になるのは協会が組織としてどのような位置にあるかだった。
NPOにするのか 何年も考えて・・・ちょっと書類の多さに逃げもはいったり・・・していたこともありましたが、このたび 日本ノーリフト協会は、社団法人となりました。

社団法人として 現場だけでなく、さまざま組織や行政とも連携を行い
ノーリフトをツールとして 看護や介護の労働環境改善♪
腰痛予防対策を大きく動かしていけるように がんばっていきます。

組織を 登記していくって 時間も お金も エネルギーもいる。
でも きっと何のためにが見えたとき 動かざる得なくなる。
なんだかノーリフトの取り組みに似ているなぁと・・・ひと段落した今思います。

変えられないを変えていく♪
ノーリフトも?!1歩 1歩の歩みです。

今日は、この場を借りて・・・協会活動を支えてくださる多くの方に心より感謝申し上げます。
わがままに進んできたこともたくさんあると思いますが
本当に多くの方のあたたかいサポートに支えられ やっと法人になることができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
気持ちも新たにし、どんどん前を向いて進んでいきたいと思っていますので
よろしくお願いいたします。

4 件のコメント:

はげくま さんのコメント...

看護労働改善運動応援してます。
職業病として労災認定が、おり難いこの昨今。
私も腰痛と病院当局と闘うように頑張ります。
団結頑張ろう!

Junko -やすだ じゅんこ- さんのコメント...

はげくまさんへ

コメントありがとうございます。
看護労働改善は きっと多くの方々を巻き込んでいく必要があると思っています。
それは 労働環境を変えることが最後の目的ではなく、労働環境を変えることがかならず ケアに影響すると思っているからです。

そう考えると看護だけでなく 研究者や政府の方あるいはロボット関係者の方々とも連携をとりながら いろいろ考えたいと思っています。

労働組合の方は 今までも労働環境改善や政治にも意識を持って積極的に関わってきた方々と思っています。そんな意識のある人達が 自分たちの権利だけのためでなく、プロとしてケアの質や病院で働く全ての人を巻き込みながら、労働環境改善をリードしていくときがきているのではないかと思っています。

ノーリフトでよく言われるのは 反対する人と戦うのではなく、自分たちがいいふいんきをつくり巻き込んでいくことが必要だ。と何度もいわれました。実際現場に入って ノーリフトにネガティブな意見を下さる方もいましたが、関わらせて頂くうちに・・・人それぞれの考え方があり、理解してもらうにもすぐわかってくれる人も入れば、時間がかかる人もいるんだなぁと感じています。また 人は説得しようと思えば思うほどかたくなになっていくので “待つ”大切さをノーリフトでも学んだような気がします。
もちろん 今のケアの現場を考えると悠長なことはいっていられない!と思うときもあります。でも きっとノーリフトの前に人とのつながりを大切に積み上げながら この活動ができれば いちばんいいのかなぁと私は思っています。

またいろいろ話できること楽しみにしています。皆さんからたくさんのエネルギーをいただきながら♪私もがんばります!!

Dora さんのコメント...

色々なペーパーワークを乗り越え、ここまで来たんですね!お疲れ様です。同時にこれから、もっともっと忙しくなってくると思いますが・・・。

私も4年ぶりに日本に戻って老人ホームで働いてますが、相変わらずリフトによるトランスですよ。なんせエレベーターが狭いものだから、リクライニングの車椅子は一回持ち上げて斜めにしないと扉が閉まらないという最悪な状況。そんなんだから、リフター等の機械は移動も考えると無理・・・。

ヘルパーさんからは腰痛や背中を痛める声が毎日聞こえている状況の中、何もできない、というか湿布しか貼ってあげられない自分に自己嫌悪。本社の意見もあるので、この状況に声を上げるのは難しい感じです。

なかなか現状を変えるのは難しいですが、せめて他の国ではこういう現状なんだよという事だけでも伝えていけたらいいなとは思っています。

Junko -やすだ じゅんこ- さんのコメント...

Dora♪
コメントありがとうございます!
また 返信が遅くなってごめんなさい。

帰ってきてたんだね!!
あっていろいろ話が出来ると嬉しいです。
日本でも少しづつ 日本にあったノーリフトが出来つつあります。大阪や神戸ではモデル施設や病院も作っていきたいと思い様々な方にご協力いただいていますので ぜひぜひ 一緒に日本で広めてください!!

海外の事例を紹介し 日本での検討を深めていくことが今の課題です。

これからもよろしくおねがいします!!